栄養の補給は必要な救命治療なのであると考えるなら、
延命治療は意味のない治療とは言い切れませんよね。
現実問題として家族が延命治療のための栄養の補給を拒否すると言う例はほとんどありません。
アメリカでは栄養を与えずに、安楽死させるという事は当たり前のようになされているようですが、
延命治療の問題を抱える日本においてはそうはいかず、延命治療の是非は日本ではまだ判断が
つきかねているんですが、その問題はどのようにすれば片付くのでしょうか。

延命治療の問題点の経験談です

延命治療というのは、人の命を存続させるという非常に優れた治療でありながら、一方では様々な問題点を抱えています。
現実問題、食事が取れなくなれば、餓死させてもいいのかという疑問もあり、胃ろうによる延命治療は、普通に行われるわけです。
そう考えていくと、延命治療の問題点というのは、本人の意思すらもはや、尊重できないところまできているわけで、これでは尊厳死などはほど遠い問題になってしまいます。
つまり、本人の意思がなくなった状態で、延命治療に入って場合などは、意志を確認するすべが全くなくなってしまいます。
もっとも最近では、緩和技術が向上しているので、ある程度の延命治療の苦痛が緩和できるようになりました。
患者や家族は、そうした苦痛がある限り、延命治療において、悲惨な時間をすごさなければなりません。
しかし、現状、延命治療では、1割強の患者は、症状を緩和出来ない状態にあり、これは早急に改善すべく問題点でしょう。
患者にとって、最善の医療が延命治療であると決めつけていることこそが、問題点なのです。

延命治療を受ける患者に対して、施設の数と、それに伴う人材不足が問題点として、懸念されています。
医療チームの人員不足というのは、延命治療の大きな問題点に今なっています。
延命治療の問題点は、心臓マッサージなどについても指摘されていて、それは胃ろうについても同じです。
そして、施設や人員不足というのも、延命治療の問題点として取り上げられています。
そうすることで、家族は、延命治療により、大きな金銭的負担を余儀なくされるという、問題点に直面します。
また、延命治療の問題点として、本人の意思が確認出来ないということも、よく指摘されます。
つまり、安楽死や尊厳死などと関係して、延命治療の拒否に関して、本人の意思が非常に反映されにくいという点が、問題点としてよく指摘されています。

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