モラルリスクというのは、保険金目当てに保険制度を悪用する人を
排除しなければならないリスクの事で、それはネット保険についても同じです。
対面で販売している保険会社は本人と会うので、
その時の状況や加入希望者の様子を事前に察知できますが、ネット保険ではそれが無理なので、
対面販売の場合よりネット保険は、引受基準が厳しくなって、
高額な保険に加入できないという心配があります。

銀行のネット保険の裏技なんです

ネット保険と聞くと、真っ先に思い浮かぶのが銀行ということになるが、金融業の筆頭に思い浮かぶのは当然だろう。
銀行側が怖いのは、焦げ付きや不良債権であり、その対策としてネット保険が存在するという事は、容易に理解できるし納得も出来る。

ネット保険とは、言わば融資を受ける際の関所だ。
審査の基準を明確に把握して、スムーズにネット保険が通るようにしたいものである。
只でさえ、世界的な大不況なので、ネット保険の基準が厳しくなってくるのは「自然の流れ」とも言えるが、本当に融資が必要なところにまで、影響が出てきているのが気になる。
ある程度のガイドラインはあり、ネット保険の基準も保障会社によって若干の違いはあるだろうが、概ね似通っているようだ。
所有する土地や建物の評価額も、当然関係してくるし、銀行は、融資事故の有無を特にチェックし、最重要項目としてネット保険の結果に反映させる。
過去に融資事故や延滞などがあった場合、ネット保険はかなり厳しいものになるのは間違いなく、相当の苦戦を強いられる。
ローンなどを組む場合、ネット保険は必ずある。

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