モラルリスクというのは、保険金目当てに保険制度を悪用する人を
排除しなければならないリスクの事で、それはネット保険についても同じです。
対面で販売している保険会社は本人と会うので、
その時の状況や加入希望者の様子を事前に察知できますが、ネット保険ではそれが無理なので、
対面販売の場合よりネット保険は、引受基準が厳しくなって、
高額な保険に加入できないという心配があります。

ネット保険と所得補償保険とは


ネット保険は、会社員や自営業者などの人が、死亡もしくは高度障害になった場合、残された家族の生活を助ける保険になります。
被保険者が亡くなった場合、ネット保険では、遺族に、保険適用期間終了まで、毎月保険金が支給されます。
ネット保険の場合、被保険者が亡くなった時期が保険適用期間に近いほど、保険金額は少なくなります。
ネット保険は掛け捨てタイプがほとんどで、保険料は割安になっていて、利用しやすくなっています。
所得補償保険は、ネット保険と違い、会社員や自営業者の人などが、病気やケガで仕事ができなくなった場合の収入減を補う保険になります。
残された家族のことをよく考えるなら、ネット保険と死亡保障を併せて掛けておくことが賢明な策になります。

ネット保険と通常の生命保険とをセットにして申し込んでおけば、いざという時でも安心です。ネット保険と似たような名前の保険に所得補償保険があり、よく混同されがちです。

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