モラルリスクというのは、保険金目当てに保険制度を悪用する人を
排除しなければならないリスクの事で、それはネット保険についても同じです。
対面で販売している保険会社は本人と会うので、
その時の状況や加入希望者の様子を事前に察知できますが、ネット保険ではそれが無理なので、
対面販売の場合よりネット保険は、引受基準が厳しくなって、
高額な保険に加入できないという心配があります。

ネット保険の受取人です


ネット保険の受取人がもし死亡した時は、保険金の受取人の指定がいちおう、取りきめされています。
また、ネット保険の受取人の額については、契約者、被保険者、受取人の関係によって、変わってきます。
ネット保険の受取人は、実際、遺したい人には、支払われないことになります。

ネット保険の受取人で問題となるのは、法定相続人は一人とは限らないことで、複数人になるケースがあるところです。ネット保険の受取人というのは、基本的に、配偶者様と2親等以内の血族ということに決まっています。
ネット保険の受取人が二人以上いる場合は、受け取り割合については、とりあえず均等に配分されます。
被保険者が父親、受取人が長男のケースで、ネット保険の受取人の長男が死亡した場合は、長男の妻や子供が受取人になります。
この場合、ネット保険の受取人は、法定相続割合で決まることもあり、支払事由が発生するまでは、受取人の変更は可能です。

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