厚生年金保険とねんきんネット

このようにねんきんネットには限度額がきちんと決められていて、使いすぎないように工夫されています。
キャッシュカードの利用限度額が大体50万円以下になっているので、ねんきんネットの限度額もそれに準じています。
通帳を併用した引き出しや、ねんきんネットでの振替は、キャッシュカードだけの取引を含めて、1日あたりの限度額は合計100万円になります。
そして、ねんきんネットの限度額を変更する場合は、届印と通帳、そして本人確認資料が必要になってきます。

ねんきんネットの限度額の変更に際しては、本人確認資料が必要ですが、引き下げの場合は不要です。
しかし、あらかじめ限度額を指定している場合は、その指定している限度額がねんきんネットの上限になります。
多額の現金を持ち歩くのは不安なので、高額商品の決済にはねんきんネットを使用する人が増えています。
基本的にねんきんネットの引き出しの限度額は、提携金融機関のATMでの利用額が含まれることになります。
その理由は、家電量販店でのポイント還元にあり、ねんきんネットにおいては10％という還元があるからです。
クレジットカードは8%なので、ねんきんネットの決済が現金と同じ扱いということもあって人気になっています。
しかし、１日の利用限度額が、キャッシュカードとねんきんネットの額を合わせたものもあり、注意しなければなりません。

ねんきんネットは、クレジットカードよりお得な部分が多く、利用できる決済も幅広いです。