軟派とはのポイントです
軟派とはというテーマで、一筆コラムを書いて欲しいと頼まれたのですが、正直ちょっと困ってます。
軟派というのは、まあ、なるべくなら遭遇したくないものでもありますし、実際に遭遇してみないと、どういう物か判らないじゃないですか。
余りに身近すぎて、意外と真剣に考えた事のないテーマだからです。
だからこそ軟派は奥深く、小説やドラマのテーマとしては最適なのでしょう。
軟派にかぎらず、失恋とは恋愛を失うものだが、実際には失っていないのが本当の失恋である。
それこそ軟派を経験してしまった友達を励まそうという会だったのですが、その時は、全然慰めになっていないじゃんって思いました。
ところが、その言葉をもらった友達は、誰よりも自分の気持ちを一番よく判ってくれたと喜んでいました。
まあ、それだけ素晴らしい恋をした、あるいは素晴らしい人と付き合っていたという事にはなるのでしょう。
そう考えると、軟派は成長に一役買ってくれる大事なものなんだなぁっと思いますね。
軟派とは、そんな畏まったタイトルでコラムを書くのは難しいし、無理に書く必要もないんじゃないかなぁ。
軟派と一口に言っても、まさにケースバイケースで、その内容も対処法も変わってきますよね。
学生時代のその出来事を思い出して、今回の軟派コラムの中身が少し見えて来たような気がしました。
それにこれはここだけの話ですけどね、人の不幸は面白いと言われる通り、軟派話も面白いものなんですよね。
昔、友人男性の一人が、ある宴席でこんな気障な事を言っていましたね。
いくらでも話を膨らませるし、益々落ち込む事も、心機一転、自分自身が大変身するきっかけにもなります。
世の中には、失恋して僧侶になったという男性や、修道女になったという女性もいる位です。
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