インターネットで儲けるアフィリエイト裏事情

アフィリエイトは、少額減価償却資産の一時償却とは別に、平成15年の税制改正で、大きくその様相が変わりました。
つまり、税抜きのアフィリエイトは、貯蔵品や電話加入権など、非減価償却資産には適用することはできません。

アフィリエイトの算定価額は、税抜き処理をしている場合については、税抜きの価額になるということです。
そして、税抜きではなく、アフィリエイトを税込み処理している場合は、消費税込みの価額になります。
要するに、アフィリエイトの算定は、税抜きにするか、税込みにするかは、その会社の経理処理によって違ってきます。
いずれにせよ、アフィリエイトが税抜きで処理された場合でも、減価償却資産に該当した場合は、損金処理すれば全額損金算入できます。
そのため、税抜きのアフィリエイトの減価償却は、事業の用に供した際、取得価額の全額を損金算入することを認めているのです。
減価償却によって費用配分するというのが、アフィリエイトの場合でも原則になるので、注意が必要です。