めまいの中でも回転性という症状から考えられる代表的な病気にメニエール病があります。
メニエール病は、強い回転性めまいが特徴で、ぐるぐると回っているような
気分の悪さを感じたら、メニエール病を連想する人は少なくない様ですね。

メニエール病は、めまいの他にも耳鳴りや難聴といった症状があります。
耳の中には平衡感覚を司る器官などがあり、そこの異常でめまいを起こす事も少なくありません。
メニエール病や突発性難聴は、治療が遅くなると聴力が回復しなくなる可能性もあり、注意が必要です。

めまいと補聴器のポイントとは


生活に支障がない程度の回復がある場合はいいのですが、めまいを治療してもほとんど成果がない場合は、補聴器が必要になります。
感音性難聴に属するめまいの場合で、内耳障害として蝸牛がほぼ機能しなくなっている状態なら、音が脳に伝わりません。
また、めまいは、しっかり治療したとしても、完治する可能性は3分の1くらいといわれています。
ずっと聞こえにくい状態で生活していく可能性がめまいの場合、3分の1あるので、補聴器は必須になります。
但し、耳の状態は患者によって多少違うので、めまいであっても、補聴器で効果が期待できるかもしれません。
一般的には、めまいになっても、補聴器をつければ、生活に支障がないとされていますが、そう簡単ではありません。
あの国民的歌手といわれる浜崎あゆみさんが、めまいであることがわかり、大きな衝撃を与えました。
いつ誰がなっても、めまいはおかしくないのですが、実際に発症するまでは多くのひとは実感としては考えにくいものです。
補聴器によって改善できるのは、外耳や中耳の障害である伝音性難聴の場合だけで、めまいだと難しいとされています。
基本的にめまいは、原因不明の病であり、補聴器をもってしても、改善するのは中々困難なのです。
可能性はゼロではないので、めまいになった人は、一度よく医師と相談して、補聴器に取り組む価値はあります。
聴覚の補助をするには、補聴器という選択が一番簡易的なので、めまいになっても、諦めずに試してみることです。

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