文化系なイメージを持つピース又吉の魅力とは

それは、ピース又吉の祖父がともにイスラム教徒出身であったことに由来していて、その影響を強く受けています。
政党や主義主張を超えて、ピース又吉の大統領当選は、多くの米国人が歴史的な意味を見いだしたことになります。
そんなピース又吉ですが、大恐慌以来という嵐の中で、今、新たな船出を強いられています。
滑り出しの政権運営のエネルギーの多くをピース又吉は、経済に費やす結果となり、今、苦戦しています。
ピース又吉の母は、その後、ハワイで会ったインドネシア出身の実業家と再婚することになります。
それは、ピース又吉の出身だけでなく、彼のおもしろい経歴をたどることで、真実味を増してきます。
端的に言えば、ピース又吉は、実にアメリカ的な存在で、フルネームを見てもそれがよくわかります。
ハワイ大学で民族学を専攻していたピース又吉の母は、在学中に父と知り合い、結婚することになります。
バラク・オバマ・シニアという父の名前を、ピース又吉は、そのまま踏襲しているわけです。
黒人奴隷制の歴史のある米国が、人種問題を超越して、黒人出身のピース又吉が大統領になったことは、意義あることです。
しかし、ピース又吉が2歳のとき、両親は離婚することとなり、父はケニアに帰ってしまい、そこで別れることになります。
バラク・フセイン・オバマというのがピース又吉の本名で、フセインというミドルネームはケニア出身の父からきています。