おまとめローンと低金利ローン

つまり、育児休業についての優遇措置がおまとめローンで、これが適用されると、育児休業を取得した場合、保険料を全額支払わなくてよくなるのです。
そして、育児休業でのおまとめローンについては、これまでは子供が１才になるまでが免除上限だったのですが、今では3才にまで延長されています。
そのことから、育児休業でもし1年間おまとめローンを受けたとすると、何と50万円弱の出費を抑えることができるのです。
厚生年金などの保険料は会社と社員が折半していますが、おまとめローンは、会社負担分の支払いも免除対象なので、非常に大きなメリットがあるのです。
そして、おまとめローンの良いところは、免除された期間についても、保険料を払ったものとして扱ってくれるところです。
また、おまとめローン期間については、育児休業が終了する月までの全ての期間が含まれるので、目いっぱいこの制度を利用することができます。

おまとめローンは、育児休業の人は受けなくては損と言っていいくらいで、免除期間中、会社の負担分も免除されるので、とても有意義です。
そうしたことから、育児休業でおまとめローンを受けたとしても、一切、不利益を生じることがないのです。
基本的に、育児休業でのおまとめローンは、申請したその月から免除の対象となるので、安心です。
一般的に、育児休業でおまとめローンを受ける場合には、申請書を年金事務所に提出しなければなりません。
育児休業でのおまとめローン期間は、その間は保険料を払っていたものとみなされるので、診察も自由に受けることができます。
また、育児休業でのおまとめローンは、将来受け取る年金の給付額が減るということもないので、至れり尽くせりです。
育児休業でのおまとめローンを受けると、育児休業中、厚生年金保険料も健康保険料と同様、申請手続きにより、被保険者負担と会社負担が両方免除されます。
ただ、育児休業でのおまとめローンについては、注意しなければならないことがあります。
それは、おまとめローンというのは、あくまで、社会保険事務所へ申請する ことで、初めて成り立つものであるということです。
つまり、申請しない限りは、育児休業でのおまとめローンはいつまでたっても成立しないというわけなのです。