おまとめローンと低金利ローン

おまとめローンというのは、色々な形で支給されるようになっていますが、それには、まず、法定免除と申請免除があることを知らなければなりません。
法定おまとめローンは、障害基礎年金や生活扶助の人が対象で、届け出することにより、国民年金の保険料が全額免除されることになります。
しかし、失業した人については、おまとめローンに関しては、自己の所得が関係ないので、審査に通りやすいわけです。
このおまとめローンは、本人の申請によるのもので、申請免除場合、全額免除と一部免除に分けられます。
また、一定以上の所得のある配偶者がいた場合においても、特例おまとめローンでは、全額免除は通らないことになります。
失業を理由におまとめローンを申請する時は、必要種類として、雇用保険受給資格者証もしくは離職票の写しが必要です。
通常のおまとめローンの審査は、前年度所得が57万円以下の場合に全額免除となるのですが、失業特例の場合、単身世帯なら前年度の所得に関係なく全額免除が適用されます。
この失業によるおまとめローンで、全額免除が通らない人は、世帯主収入がある人になります。
この失業によるおまとめローンの申請をしないと、保険料が未納になり、その間に障害になった場合、障害年金が受給できなくなる恐れがあります。
失業した人については、特例おまとめローンを申請したほうが、非常に有利で、経済的に助かります。
特例申請によるおまとめローンは、無条件に通るというものではなく、世帯主、本人、配偶者の所得審査があるので、注意しなければなりません。
一方、申請によるおまとめローンというのは、失業などの経済的な理由で、国民年金の納付ができない場合に適用されるものです。
そして、おまとめローンの一部免除の場合は、細かく分けられていて、4分の1納付、半額納付、4分の3納付などに分けられています。
特例おまとめローンが有利なのは、本人の所得に関係なく、審査がされるからで、そのことで、スムーズに審査が進むのです。