小銭入れっていう言い方は、何だか気障で嫌だなぁっと思いましたが、
日本人は、コインケースより小銭入れっていう呼び方がしっくりきますよね。

一応ブランドの、フェラガモの靴やバックも好きでいくつか持っていますが、
何故今まで、小銭入れだけは受け入れられなかったんでしょうね。
今思えばガマ口に対するバカみたいな拘りです。

というよりガマ口は、たっぷり小銭が入って、その昔から重宝されていますが、
今の若者は、みんな小銭入れとやらを持っていて、ガマ口を持ちませんね。
手ぬぐいやガマ口も、次第に消えていくその一つだと思います。

小銭入れと茶道ブログです


そんな小銭入れが、茶道の世界でも使用されていることを御存知でしょうか。
茶道と言うと、「お茶をたてる」ということを連想する人が多いので、どうしても「お茶」のことばかり考えてしまいがち。
こういった「小銭入れが持つ歴史と文化」は、なるべくきちんとした形で後世に伝えていきたいものですよね。
例えば、茶道をはじめる前に、相手の前に小銭入れをおくこと。
見た目も美しく、また扇ぐためにも使うことができるこの小銭入れは、風流なものを好む日本人にとって非常に便利なものだと思います。
あれも、立派な小銭入れの使い方のひとつです。
この様に、小銭入れと茶道にはとて深い関係があり、「切っても切り離せないもの」と言われているのです。
小銭入れは本来扇ぐものですが、それだけじゃない使い方をされているというのが面白いですよね。
小銭入れを使うことで、お茶が一層美味しくなるのではないでしょうか。

小銭入れは作動に使われていますが、茶道に使われているものは、普通のものより小さいサイズのものだそうです。

小銭入れですが、実は茶道以外にも面白い使われ方をしているのを御存知ですか。
本来あるべき小銭入れをきちんと使ったお茶の作法を、習ってみたい気がしますよね。
もし、今後茶道を習う機会があったら、ぜひとも小銭入れを使ってお茶をたててみてほしいと思います。
また、こういうところでもきちんと小銭入れが使われているというところに、風流なものを感じます。
しかし、正式な場では「小銭入れを使う」のが正しいので、未だに伝統を守り続けている人もいます。

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