小銭入れとガマ口

小銭入れは一流ブランドの定番アイテムですが、もともと市販された数の非常に少ないロボットバッグというのがあります。
中には、私が買った時よりも高価になっているものもあるんですよね。
その後、彼に貰った同じプラダのロボットベアのキーホルダも持ち手の部分に取り付け、自慢のバッグとなりました。
私は、たまたま小銭入れの直営店でそのカバンを見かけ、どうしても欲しくなりました。
で、結局お金が溜まった時に、まだどこかに残っていてくれる事を祈るしかない状況だったのです。
そこで、私の日雇いバイトの日々がスタート、その日に日給としてキャッシュでお手当をくれる引越し屋さんで１週間働きましたよ、勿論学校は完全にお休みです。
合い言葉は目指せ小銭入れのロボットトートバッグ、決して楽な仕事ではありませんでしたが、何とか頑張りました。
とにかく、小銭入れの他のバッグや小物と同様、いいお値段が付けられています。
その後、何軒かの小銭入れの取扱店を訪ね、見つける度に同じように頼みましたが、どこも同じ回答でした。
そして、デパート巡りをした結果、奇跡的にゲット出来たのです、その限定品のくまのデザインの小銭入れをね。
汗と涙と情熱のたっぷりこもったその小銭入れは、勿論今でも事あるごとに使っています。
しかも、当時限定品で完売したと言われていたのにも関わらず、新品と書かれた商品も結構あります。
これは一体どういう事、あの小銭入れを買ったまま一度も使ってない人も多いのか、はたまた最初からオークションに出すつもりで買ったのか。
だけど答えはNo、他に欲しいと言う人がいれば売って上げない訳にはいかないと言うのです。
けれど、なんと言ってもあの世界の高級ブランド小銭入れ、すぐに手を出せるようなお値段ではありませんでした。
小銭入れのようなお気に入りのカバンをこよなく愛し、大切に使っている人の気持ちは、ブログやサイトをみてもらえれば、きっと判ってもらえると思います。