体内でつくる酵素は代表的なものにSOD、カタラーゼ、グルタチオンなどがあり、
活性酸素と結びつき、害の少ない物質に変化させます。
この3つの抗酸化酵素は、たんぱく質やミネラルなどを原料にしてつくられ、
この3種類の酵素、お互いが関連し合う事で有害な活性酸素と戦う事ができるんですよね。

抗酸化酵素による皮膚炎のポイントとは

抗酸化酵素は髪に与えるダメージが大きいという事は、比較的皆さん、よくご存じなんですよね。
後、最近は、ヘアカラーや抗酸化酵素に含まれている発色剤、ジアミンがよろしくないという知識も広まって来ています。
勿論、それが直接皮膚炎と繋がるかどうかは、抗酸化酵素を使用する人の体質や使用時の体調にもよるでしょう。

抗酸化酵素の中にも、強い酸化剤は含まれている訳で、十分アレルギー性皮膚炎、即ちかぶれを発症する可能性はあります。
確かに、ジアミンのような発ガン性を持った物質は含有されてなくても、抗酸化酵素が強い酸化剤である以上、皮膚炎の要因となる物質は多数含まれています。
けれど、アレルギー性皮膚炎を引き起こす確率は決して低くないと思われます。
実際、初めて抗酸化酵素を使用した後、顔かたちが変わる位腫れ上がったという人もいますし、全身皮膚炎に陥ったという人もいます。
しかし、その多くは、アレルギー性接触皮膚炎であり、簡単に避ける事が出来たはずなのです。
こうした抗酸化酵素のパッチテストの方法や皮膚炎などを発症した時の対処法は、関連のブログやサイトに掲載されているので、必ず事前に学習しておきましょう。
なので、初めての抗酸化酵素を使用する際には、必ずパッチテストを怠らないようにしましょう。
また、体調によっても皮膚炎を起こす事があるので、出来る事なら、毎回パッチテストをしてから使った方が無難と言えるでしょうね。
そして、万が一使用中に違和感を感じたら、直ちにその抗酸化酵素の使用をストップするのも大事です。
これは全てのヘアケア用品、いや、全てのコスメに言える事なので、しっかりと認識しておいてもらえれば嬉しいですね。
そして、抗酸化酵素は脱色剤なので大丈夫だろうと思われがちなのですが、ここが大きな落とし穴になるという訳です。

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