体内でつくる酵素は代表的なものにSOD、カタラーゼ、グルタチオンなどがあり、
活性酸素と結びつき、害の少ない物質に変化させます。
この3つの抗酸化酵素は、たんぱく質やミネラルなどを原料にしてつくられ、
この3種類の酵素、お互いが関連し合う事で有害な活性酸素と戦う事ができるんですよね。

抗酸化酵素とアスピリンの経験談です


薬物代謝というのは、薬物、毒物などの生体外物質の代謝反応のことを指していて、抗酸化酵素はそれのことに強く関連しています。
この薬物抗酸化酵素というのは、医薬品の効き目や副作用に関わるもので、そこにアスピリンの存在が関与してきます。
病気の再発予防でアスピリンを使用する際は、薬物抗酸化酵素との関連性をよく考慮して、効果のある薬を副作用予防のために処方することが大事です。
発がん物質の大半は、代謝された生成物が発がん性に関与しているので、薬物抗酸化酵素は、そうした危険性も示唆されています。
特に、薬物抗酸化酵素の場合、シップによる酸化反応が重要視されていて、シップ酵素というのは、実に数十種もあります。
薬物抗酸化酵素により、代謝される人とそうでない人がいるので、治療にあたっては、それぞれの人の体質に合わせて、薬剤を調整する必要があります。
シップ酵素に関しては、薬物に阻害されたりする恐れがあるので、薬物抗酸化酵素との相互作用の原因になる場合も多いのです。

抗酸化酵素の活躍によって、薬理活性を発揮することもありますが、逆に毒性の高い化合物に変換される場合もあるので、注意が必要です。

抗酸化酵素は、その人によって、働きの度合いが違うので、肝臓などの治療の際には、適切な薬物療法をしていく必要があります。
薬物抗酸化酵素とアスピリンには特別な関係があり、低用量のアスピリンが、血小板の働きを弱めることがよくあります。
しかし、アスピリンは、薬物抗酸化酵素に良い影響を与えるというものではなく、長期間の使用で、胃潰瘍になる危険性もあるので、やはりよくありません。
肝臓にある薬物抗酸化酵素は、薬剤を解毒化する役割を担っていますが、アスピリンの影響を受けやすい性質があります。
体内に薬物が残留すると、血中濃度が上がり、副作用が引き起こされることもあり、様々な症状が出てきます。
そうした働きが、薬物抗酸化酵素の働きを促進し、心筋梗塞や脳卒中の再発予防に役立つことがあります。

カテゴリ: その他