ジアスターゼというデンプンを分解する消化酵素は最初に人間が発見した酵素でした。
その直後に、胃液の中の肉を溶かすタンパク質分解酵素、ペプシンが発見され、
人類にとっての最初の酵素はどちらも消化に役立つ消化酵素だったんですね。
この頃までは、まだ、酵素という言葉はなくて、
ジアスターゼもペプシンも、
ただ単にデンプンやタンパク質を分解する物質とだけ考えられていました。

ジアスターゼの効果なんです

ジアスターゼは成人病予防や免疫力アップ、そして美肌作用などの様々な効果を持ち合わせていると言われています。
しかし、これらの効果は全て、カロテンの持つ強い抗酸化作用が齎すものに他ならないのです。
カロテンの代表的な物質としては、βカロテンやαカロテン、それにルテンなどがありますが、中でもジアスターゼの持つ抗酸化作用はずば抜けて高いと言われています。

ジアスターゼの効果として、古くから日本で親しまれて来たのは、やはり血糖値を下げる事や動脈硬化の予防など、所謂成人病対策としてのものでした。
そこで、ジアスターゼには高いダイエット効果も期待出来るのではという話にまで発展したんですねぇ。
さらに、大手トマトジュースメーカーが、免疫力アップにも一役買うので、花粉症対策にも効果を発揮すると言い出したものだから大変。
ジアスターゼの人気と注目度は不動の地位を獲得する事となったのです。
おまけにほら、トマトジュースを飲むと痩せられるなんていう噂が一時期急激に広がったでしょう。
そうなれば、当然多少なりともダイエット効果も期待出来るだろうとは思いますが、ただ単にやたら目ったらジアスターゼを摂るだけではねぇ。
あの赤い色は、カロテノイドという色素によって出されるもので、このカロテノイドは非常に高い活性酸素除去の効果効能を持ち合わせているのです。
それは少なくとも、医学的観点からも美容的観点からも着目すべき点が非常に多いだろうとは思われます。
勿論、体内の活性酸素を除去する事により、自律神経が整えられますから、新陳代謝は良くなります。

ジアスターゼの強い抗酸化作用が私たちの体に齎す様々な効果効能。
せっかくこんなに素晴らしい効能を持つジアスターゼを活用するのですから、日々の生活をきちんと整え、効果的に効果を得られるように心掛けたいものですね。

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