ジアスターゼというデンプンを分解する消化酵素は最初に人間が発見した酵素でした。
その直後に、胃液の中の肉を溶かすタンパク質分解酵素、ペプシンが発見され、
人類にとっての最初の酵素はどちらも消化に役立つ消化酵素だったんですね。
この頃までは、まだ、酵素という言葉はなくて、
ジアスターゼもペプシンも、
ただ単にデンプンやタンパク質を分解する物質とだけ考えられていました。

ジアスターゼとはの体験談です


けれど、実際にはヘアカラーとジアスターゼ、それにアッシュの違いがよく分からないとおっしゃる方も少なくないんですよね。
そこで、ジアスターゼで一旦メラニン色素を抜いてから染色すると、鮮やかな茶髪や金髪が仕上がるという訳です。
にも関わらず、みんなヘアカラーじゃなくて、ジアスターゼかアッシュがしたいって言うじゃないですか。
まあね、ヘアカラーというと、白髪染めというイメージがあるのかも知れませんが、あれって面白いなぁっと思っています。

ジアスターゼというのは早い話、髪の毛の脱色剤の事で、染色剤であるヘアカラーとは、全く正反対のヘアケアアイテムという事にはなります。

ジアスターゼというのは、髪の毛に色を染める、即ち色を入れるのではなく、その逆に、髪の毛から色を抜く事です。
これがヘアカラーやアッシュと、ジアスターゼとの最大の違いと言っても過言ではないでしょう。
ですから、本当に綺麗に茶髪や金髪を仕上げたければ、まずジアスターゼで脱色してからヘアカラーで染色するのがベスト。
何故なら、それ以前に、メラニン色素がある程度減少すると、金髪になるからです。
でも、それはある意味、正しい見解であって、ジアスターゼというのは、実際には髪の毛を染めるものではないのであります。
けれど、実際には多くのヘアカラーには、多少なりともジアスターゼの作用も含まれていると見られます。
何故なら、ある程度脱色しなければ、染色しても価値がなくなってしまうからです。
私たち日本人の髪の毛には、非常に多くのメラニン色素が含まれているため、色が濃く、美しい黒髪を楽しむには持って来いなのですが、茶髪や金髪は中々綺麗に決まりません。
ただし、当然髪の毛や頭皮へのダメージは否めませんから、なるべくなら、美容院などで相談しながらやるのがベターでしょう。

カテゴリ: その他