工夫が必要な飲み会の席での恋バナ

恋愛が男女二人だけの問題、なんて事はまずありません。
学生時代には意識しなくて良いかもしれませんが、大人になると色恋沙汰にも恋バナなどという大仰なものを構える必要が出てきます。
とは言ったものの、恋バナなんて学校では教えてくれません。
それぞれに友人や職場の同僚といったネットワークを持っており、それらと恋バナが干渉し合う事は十分に想定されます。

恋バナにおいて、何か他者から要求されるような事は普通ありません。
どちらかというと、自分に課したルールと言った方が近いでしょう。
どんなルールを決めるかも、やはり自分次第というのが恋バナの基本ではないでしょうか。
一般的に浮気や不倫は恋バナに反するという意見が出たとしても、それを肯定する意見もまた出るのです。人の思いは、単純な計算で全て導けるほど分かり易くないです。
自分の恋バナが絶対で他のルールは邪道、なんて考え方は恋愛だけでなく様々な場面で衝突を生みやすいです。

恋バナを決めなければ恋愛は出来ない、なんて事はありません。
しかし、そうした時に後で困るのは自分だけでなく周囲にも影響を及ぼすことがあるため恋バナを考えていく必要があるのです。
もちろん浮気は推奨されるような行為ではありませんが、そういう恋バナもあるという事を知っておく必要があります。
時には、自分で決めた恋バナすら無視して突っ走ってしまうような事があるでしょう。
だからといって議論が必要とされない状況が好まれる事はなく不倫に関しては共通した恋バナを持ちたいというのが一般的な意見になってくるでしょう。
もっと純粋に、倫理観を尊重して恋バナを決める事もあるでしょう。
美学にも通じるもので、他者の理解を得る必要は必ずしもありません。