ウイルスがそう易々と癌に発展する訳ではなく、インフルエンザや花粉症などと同様に、
感染しても発症しない人は大勢いますし、HPVが子宮頸癌まで達するのはごく一部のケースで、
大抵は自然消滅してしまい、
さらに感染から発病まで10年以上の歳月が掛かるとも言われていて、
20代で発症する人は、小学校の頃にすでに初体験を済ませている可能性もあるんですね。

子宮頸癌のウィルスの口コミなんです

子宮頸癌や乳がんなど、女性特有の癌や病気というのはたくさんあります。
ヒトパピローマウィルスが発見されたのは1983年ということなので、すごく最近になって子宮頸癌の原因というのが解明されたようです。
そして、子宮頸癌は、他の癌とは違い、原因が解明されているのが大きな特徴です。
この子宮頸癌の原因、ヒトパピローマウィルスってなんかちょっとポップな名前だと思うのは私だけでしょうか。
子宮頸癌の原因となっているのは、ヒトパピローマウィルスというウィルスで、これは皮膚と皮膚の接触によって感染します。
このヒトパピローマウィルスは、通常、性交渉によって感染するウィルスで、約8割の女性が一生に一度は感染しているのだそうです。
この中で子宮頸癌は、女性の癌では世界で2番目に多い癌なのだそうですが、なんとなく乳がんかなと思っていたので、驚きました。
また、この約15種類のヒトパピローマウィルスを発がん性ヒトパピローマウィルスとよんでいます。
子宮頸癌を発症する20代から30代の女性の約7割から8割から見つかっているのが、ヒトパピローマウィルス16型と18型の2種類です。

子宮頸癌の原因である発がん性ヒトパピローマウィルスは、性交渉時の感染が多く、コンドームを使用しても完全には感染を防ぐことができないと言われています。
ちなみに子宮頸癌の原因であるヒトパピローマウィルスを発見したのは独がん研究センターのハラルド・ツア・アウゼン名誉教授です。
ウィルスには感染しても、子宮頸癌にまで進展するのは、ごく一部なんだそうです。

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