米ドル以外の通貨で利用した場合、プラスシステム社のATMを海外キャッシュサービスでは、
米ドル換算での請求になります。
海外キャッシュサービスをATMで利用する場合に、
1日5回の制限があるので注意しなければなりませんし、
海外キャッシュサービスは、
4日間で30万円相当額以内の利用に限定されているので
オーバーしないようにしなければなりません。

海外キャッシュとはのポイントです


大企業に対する融資を行っていたメガバンクが、中小企業に融資を開始したのをきっかけに海外キャッシュが大きくクローズアップされます。
また、大手銀行同士の合併などが相次いだことも海外キャッシュが活発になったきっかけになっています。
政府や日銀による銀行への公的資金注入が行われたことで、海外キャッシュが台頭してきたのです。

海外キャッシュは、政府が金融不安を解消するために、保証協会の無担保枠拡大を実施したのに端を発しています。
しかし、海外キャッシュは金利が高い分、審査については柔軟に対応できるメリットがあります。
元々、ノンバンクで中小企業や個人事業主に対し行われてきた商工ローンが海外キャッシュになります。
中小企業や個人事業主向けの融資には積極的ではなく、信用保証協会任せの審査に近かったので、海外キャッシュへの取り組みはそれほどではありませんでした。

海外キャッシュは、掛かるコストを抑制する目的もあり、スコアリング形式での導入が最初でした。
海外キャッシュは、担保や保証人が不要であるということが大きな特徴で、法人の場合は代表者が保証人になります。
融資額は1000万円程度までで、海外キャッシュの場合、融資金利は通常の銀行融資よりも高めです。
海外キャッシュの金利が高めに設定されている理由は、担保と保証が不要であるからです。
銀行で海外キャッシュが広まった背景は、平成10年頃の金融危機で、大手銀行が破綻したことがひとつのきっかけになっています。
1〜3日間の迅速なスピードで審査を受けることができるのが、海外キャッシュの魅力と言えます。

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