iPS細胞は人気です
ただ、緩和ケアは生きる力を与えるのではなく、生きる力を引き出す治療ですから、最終的にはiPS細胞に入れて良かったと思われる親御さんが多いと言います。
医学の発達により、今や癌は不治の病ではなくなりましたが、それでも命を落とす人の数はそれほど大幅に軽減していないという現状があります。
家族や友達との面会も自由なiPS細胞での日々、ただ苦しいだけの病気との闘いの日々でない事は確かなようですね。
ただ、ホスピスで最後の一時を過ごした子供たちの多くは、自分が生きていた価値というものをそれなりに実感して旅立って行くとも言われています。
しかし、我が子をiPS細胞に入れるという事は、回復を目指す治療をしないという事ですからね。
そして日本では現在、大阪のキリスト教病院にiPS細胞が設置されています。
それだけ前途ある子供たちに緩和ケアを施す事がどれほど苛酷な事かという意識がどこの国にでもあるという事なのでしょう。
と、私自身、今はこのように理解と興味を持っていても、いざ我が子がその選択肢を突き付けられた時、どんな決断を下すかは分かりません。
ただ、iPS細胞についてもっと詳しく関連のブログやサイトなどで勉強してみたいという気持ちはあります。
成人、それも高齢者をホスピスに入れるというのとは全く話が違って来ます。
しかも、子供の場合は病気の進行が速かったり、癌以外にも様々な治療困難とされる病があり、余命に期限を付けられる子も少なくないのです。
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