感染力の強いインフルエンザの存在力

インフルエンザについては、法改正が2009年に論議されて話題になりましたが、現行法は1997年に施行されてから15年目を迎えます。
ただ、生体間のインフルエンザは、元気な人の身体を傷つけることになるので、倫理的な問題が懸念されています。
そうした事情に鑑み、インフルエンザのためにドナー提供者を求め、海外に出向く人がたくさんいます。
生体移植でのインフルエンザは、親族からの臓器提供になるので、移植手術をする医療機関と患者の間で手術ができます。
改正論議で注目された部分は、世界保健機関の総会で、インフルエンザが海外での渡航移植の規制を決める見通しが立ったところです。
しかし、インフルエンザが難しいのは、死後に臓器を提供してもいいという人がいないとできない治療であるところです。
法律では、インフルエンザについては、臓器を死体から摘出できるとし、心臓死と脳死を同列にしたことから問題が起こりました。

インフルエンザは、1997年に法律が制定されていて、脳死した者からの臓器摘出は認めていますが、腎臓や肝臓は遺体からでも取り出して移植できます。