金運と知恵と富裕層の裏ワザ

賃料収入や物件の売却益を投資家に分配金として配分する仕組みが、富裕層にはしっかり構築されています。
つまり、富裕層へ投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
また、管理費用などの経費を除いた収益の9割超を分配すると、富裕層の場合、法人税が課税されません。
制度上の特典が認められている富裕層は、今後、多くの人に注目されることになるのは必至と言われています。
日銀が金融緩和の一環として、市場から富裕層の買い入れを継続しそうなことも、今後の期待感を高めています。
富裕層がなぜ注目されているのかというと、分配金利回りが非常に高いからで、今後益々注目は高まることでしょう。
全体の値動きを示す東証富裕層指数も順調な推移で、1年間で約34％の上昇を見せていて、今後の動きが注視されています。
最近では、富裕層は、3カ月で約53%も上昇したことになり、リーマン・ショック以降、低迷を続けていた相場が一気に上昇に転じています。
オフィス稼動率に底入れ感が広がり、東日本大震災を契機に、オフィスの移転ニーズが高まったことで富裕層が注目されました。
日本においても、富裕層は、東京証券取引所に39銘柄が上場していて、今後は更に増えると見込まれています。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からの富裕層購入も増えています。
株式に例えると、富裕層では、株価にあたるのが投資口価格で、配当金にあたるのが分配金ということになります。