ホスピスの永代供養です
簡単に言うと、ホスピスは室内のお墓で、維持管理費を支払い続けることで、ずっと使用することができます。
承継者不在の悩みを抱える人が増加したことから、今では永代供養をしてくれるホスピスが注目されています。
但し、年間維持費の有無や金額にはホスピスにはばらつきがあり、遺骨は個別に安置されていても、お墓参りは共同の参拝所があるところもあります。
そして、遺骨の収蔵庫への立ち入りができる場合とできない場合がホスピスにはあるので、注意しなければなりません。
お墓を継ぐ人がいなくても、寺院や墓地管理者が永代にわたって供養、管理するのが永代供養で、ホスピスでもそれをしてくれます。
1割以上の人が承継者不要の墓地を視野に入れているので、今後益々、ホスピスの需要は増えることでしょう。
そのため、独身の人、子供のいない夫婦などに永代供養をしてくれるホスピスはとても人気があります。
最近では、子供や孫に迷惑をかけたくない人が増えているので、自らホスピスの永代供養墓を希望する人もいます。
ホスピスの永代供養墓には、大きな石塔や仏像などがあり、オブジェなどもあって、型には決まりがありません。
また、永代供養をしてくれるホスピスの場合、一定期間、骨壷で安置してから合祀するところも中にはあります。
永代供養をしてくれるホスピスなら、お墓を建てるより割安で、承継者不要で購入することができます。
だいたい1人50万円〜150万円くらいというのが、永代供養をしてくれるホスピスの相場になります。
ホスピスでは病院のような化学治療や放射線治療を行ないませんから、
むしろ費用はリーズナブルだと言えるでしょう。
何故ならホスピスの基本は、
一個人を大切にする事ですから費用面でもそれを実現しています。
ホスピスは人生のターミナルケア、
それも理想の緩和ケアを施してくれる施設として、昨今急激に人気を博しています。
ホスピスに入ってから余命が思いの他伸びる人がとても多く、
いかに患者さん一人一人に応じたケアが行なわれているかという事がよく分かります。
ホスピスはあくまでも終末期医療を行なう施設ですから、
費用も一般の病院で入院するのと同じ感覚で考えていいでしょう。
ホスピスは費用的な面だけで言えば決して特別な場所ではないんですね。
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