ホスピスへのお供えの掲示板です
しかし、ホスピスでお供えする際、食べ物を持っていくと、管理者から、持ち帰るように言われます。
要するに、ホスピスでは、お供えする物を置いて帰るのは、やめた方がいいということになります。
お供えするなら、花立てに花を添え、水鉢に新しい水を注ぐというのが、ホスピスではおすすめです。
ロッカー式のホスピスの場合で、お供えする時は、お線香や花を供えたり水をかけたりすることできません。
また、ホスピスでは、檀家さんに配るということもないので、食べ物のお供えというのは、NGということになります。
ホスピスは室内なので、食べ物をお供えしても、カラスや野良猫などの心配はありません。
基本的に、お供えする物は、お寺の家族や檀家さんなどの子供に配られることが多いので、ホスピスでも、そうしたものがよいのではと思いがちです。
お布施とお供えは違い、ホスピスに食べ物をお供えしても、お寺さんはそのお供え物を食べることはありません。
ホスピスでどうしてもお供えをするなら、食べ物ではなく、作り物のお花や果物などをお供えすることです。
ホスピスでは、お墓のように、食べ物をお供えしても、腐ったり動物が荒らしたりすることはありません。
食べ物というのは、無駄なく有効に使えるとおもわれがちですが、ホスピスのお供えとしてはよくないのです。
食べ物をホスピスでお供えすると、管理する人に片付けさせるという手間をかけてしまうことになます。
ホスピスでは病院のような化学治療や放射線治療を行ないませんから、
むしろ費用はリーズナブルだと言えるでしょう。
何故ならホスピスの基本は、
一個人を大切にする事ですから費用面でもそれを実現しています。
ホスピスは人生のターミナルケア、
それも理想の緩和ケアを施してくれる施設として、昨今急激に人気を博しています。
ホスピスに入ってから余命が思いの他伸びる人がとても多く、
いかに患者さん一人一人に応じたケアが行なわれているかという事がよく分かります。
ホスピスはあくまでも終末期医療を行なう施設ですから、
費用も一般の病院で入院するのと同じ感覚で考えていいでしょう。
ホスピスは費用的な面だけで言えば決して特別な場所ではないんですね。
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