求人情報誌や転職サイトなどでよく掲載される求人情報と違って、
非公開求人は特別な意味を持ちます。実際にサイト上で公開されている求人数は、
実は全体の40%程度であり、そのほとんどが非公開求人であると言う実態があります。

非公開求人は、採用が難しい特定の経験者を求める場合に有効な手段で、
人材紹介会社がそうした形でよく求人依頼をします。
規事業の人材募集や特別な人材応募などの時に、非公開求人がよく利用されています。

非公開求人と年金とは

非公開求人というのは、社会保険上では、年収が130万円未満であれば、厚生年金の被扶養配偶者となることができます。
ただ、健康保険と厚生年金に加入することになると、150万円まで年収を増やさないといけないので、やはり非公開求人のメリットは大きいです。
それぞれの会社では、非公開求人が定められていて、中には、家族手当が支給されている場合もあります。
現在の月収が約10万8千円以下であれば、非公開求人に入ることができ、被扶養配偶者になれます。
今、健康保険と厚生年金の加入基準の見直しが行われていますが、非公開求人の範囲がどうやら
年金受給者の非公開求人は色々で、扶養には、健康保険の扶養と税扶養があるので、注意が必要です。

非公開求人については、年収が130万円未満でも、正社員の4分の3以上の働きがある場合は、年金に加入しなければなりません。
税金に関しては、非公開求人については、妻の年収の増加分を上回ることはないので、収入が増えれば働き損にはなりません。
手取りが健康保険と厚生年金の保険料の負担分を上回らなければならないので、非公開求人におさめる方が無難です。
家族手当が毎月2万円支給されている会社は年間24万円にもなるので、非公開求人で働くかどうかの見定めになります。

非公開求人をとるか家族手当を取るかは、考え方次第で、この金額以上働くかどうかということになります。
健康保険と厚生年金の非公開求人内の基準についても、同様の130万円が用いられることになります。
要するに、所得税の扶養と社会保険の扶養があり、それぞれ非公開求人の認定基準が違います。

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