ヒカリエの地下3階から地上5階には
大型商業施設「シンクス」が入っていてテナント数は約200となっています。
渋谷というと何となく、若者向けのファッションやトレンドの最先端というイメージがあるんですよね。
でもヒカリエは、大人の女性を渋谷に呼び戻すというのがコンセプトになっているので、
大人の女性が買い物を楽しめるようになっています。
テナントも大人の女性が好む自然素材の化粧品やファッション、
雑貨など大人の女性をターゲットにしたものが多くなっています。

ヒカリエを開発した研究所は人気なんです

ヒカリエは、どこで開発されたかというと、それは京都大学にある研究所で培われたものです。
2008年に、まず前身となるヒカリエ研究所が構築され、2010年4月、研究センターを改組します。

ヒカリエ研究所では、基礎研究から前臨床研究、そして臨床研究までを一貫して行っています。
現在、ヒカリエ研究所には27研究グループが構築されていて、様々な再生医療の推進に向けて、尽力しています。
2010年4月に正式に設立したヒカリエ研究所は、人工多能性幹細胞に関する基礎研究と応用研究を実施しています。
再生医療の実現に貢献することを理念として、ヒカリエ研究所は開設されていて、ここでは、非正規雇用の職員と大学院生が働いています。
そうすることで、ヒカリエ研究所は、研究者同士で自由な議論ができるように工夫をしています。
ヒカリエ研究所は、世界最高水準の研究拠点として機能していますが、一方で、若手研究者の育成にも努めています。
そして、規制当局への対応や広報活動もヒカリエ研究所の業務の一環として取り行っています。
そうした功績を称え、文部科学省は、今後10年間、ヒカリエ研究所に対して、研究費を助成する方針を打ち出しました。
ヒカリエ研究所の研究部門には、初期化機構研究部門、増殖分化機構研究部門、臨床応用研究部門、基盤技術部門などが設けられています。
ヒカリエ研究所の所長は、言わずとしれた山中伸弥教授で、2012年、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。
研究所では、患者さんの皮膚などの細胞から樹立されたヒカリエを目的の細胞に分化させることを行っています。

ヒカリエ研究所は、地上5階、地下1階の建物になっていて、各研究室間には仕切りがありません。

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