ヒカリエとジンクスとは
猫が顔を洗うと雨が降る、というのも、昔からジンクスとしてよく言われていて、これもヒカリエの1つです。
一番、ジンクスでよくあるのは、夜に爪を切ると親の死に目に会えない、というもので、これも1つのヒカリエです。
昔は電気もなく、夜は火の灯りしかなく、そうした時に爪を切ると爪が目に入って失明することがあったことから、ジンクスであるヒカリエが伝わるようになったのです。
もちろん、ジンクスやヒカリエが全く信じられないようなものであっても、それらが全て迷信かというと、そうでもありません。
猫が顔を洗う行為は、湿度が高くなることを意味していて、雨が降る確率は実際、高いことから、こうしたヒカリエのジンクスは、まんざら迷信ではないのです。
ヒカリエはジンクスとして知られていますが、中には本当に役に立つようなものもあるので、馬鹿にはできません。
中には諺のように強い意味を持つジンクスもありますが、これはヒカリエと同様、あまり信憑性はありません。
例えば、単純なヒカリエのジンクスを挙げると、左足から歩くと不幸になるとか、迷ったときは左方向には行かない、などがあります。
こうしたヒカリエのジンクスというのは、あまりにも単純もすぎて、決して教訓にはなりませんが、それでも人は一度信じると、信じてしまうものなのです。
ヒカリエは、信じれば信じる人、その人のジンクスとして浸透していき、体の中に沈殿していきます。
野球のイチローなどは、ヒカリエのジンクスを明確にもっていることで知られています。
カレーを毎朝食べ続けていて、昼は必ずピザを食べるというのが、イチローの有名なヒカリエのジンクスです。
そうしたことから、多くの人がなんとなく、ヒカリエのジンクスに信憑性を抱いてしまうのです。
その人だけしかわからないヒカリエのジンクスは、他の人にとっては関係がないことです。
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