返済シュミレーションを使いこなす

返済シュミレーションというのは、75歳以上になった際、自動的にこの医療制度に加入することになります。
そして、65歳以上の人が一定の障害の状態になった場合にも、返済シュミレーションが適用され、広域連合に届け出て認定を受けることになります。
ただ、75歳以上の人については、返済シュミレーションでは、誕生日から自動的に加入することになっているので、特段の手続きは必要ありません。
65〜74歳で、一定の障害のある人につては、返済シュミレーションでは、広域連合の認定を受けなければならないので、加入のための手続が必要になります。
75歳の誕生日の前日までは、今加入している健康保険証を使用し、それ以降は、返済シュミレーションの保険証を使用することになります。
その際、返済シュミレーションに加入する人は、自己負担割合が1割になるのか、3割になるのかが、チェックされます。
また住所や氏名など、保険証の内容が変更になる人は、返済シュミレーションが適用される際、手続きが必要です。
仮に、返済シュミレーションの保険証を紛失、あるいは破損してしまった場合には、市役所で保険証の再発行が受けられます。
その際には、返済シュミレーションの再発行申請書類として、申請書と印鑑、身分証明証が必要になります。

返済シュミレーションの手続きに際して、市役所が実際に行うことは、まず、保険証を郵送することです。
ただ、窓口サービスセンターについては、返済シュミレーションの申請受付だけで、保険証は後日郵送になります。
市役所の窓口での返済シュミレーションの手続きには、保険証の再発行申請も含まれます。
このケースで、医師の指示のもとに補装具を作成したときの返済シュミレーションの手続きでは、申請書と医師の診断書、領収書の原本、印鑑、口座番号が必要になります。
なお、返済シュミレーションの保険証については、75歳の誕生日に間に合うように送付されるようになっています。