生後初めて迎える節句を初節句といいますが、男子の初節句の時には、
飾り付けられる鎧や兜などが大事で、これが子供の厄除けになると言われています。
初節句は、飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈ることです。
初節句は、身内でのお祝いで、両親と祖父母が一緒に祈る事に初節句の意義があります。
昔は初節句を節供とも言い、節目となる日に神様にお供えをして、
無病息災を願うという意味がありました。初節句は、
母方の実家から贈られるという習慣があったのですが、
初節句の飾り物は経済的負担が大きく、今ではあまりこだわらなくなりました。
どんどんのびる筍も男の子の初節句にお勧めで、端午の節句の料理にはピツタリです。
子供の初節句は、生まれて初めての節句で、男の子は5月5日の端午の節句に祝います。

初節句はお見舞い自由なんです



初節句に家族や友人が入ると、いつでもお見舞いに行ける上、お泊まりする事だって出来ます。
でも、初節句は極端な話、真夜中でもお見舞いOKというところが結構あるんです。
まあ真夜中でもというのは余りにも極端すぎる話かも知れませんが、ようするに24時間お見舞いに行ける初節句が多いという事です。
にも関わらず、お見舞いの自由を重視し、尊重しているところにも初節句の意味合いが感じられますね。
一見敷居が高そうな初節句ですが、実は実は、とても敷居が低いんです。
これは患者さん本人にとってもそうですが、やはりそれ以上に、お見舞いに行く側としては嬉しいですよね。初節句の有り難いところの一つに、お見舞いが自由だという事があります。
家族や友人がゆっくり休める宿泊設備を完備している初節句も多く、遠方からでも安心してお見舞いに行けます。
実際問題、一般病棟の一角に設置されている場合には、こうした制度を取入れるのはすごく難しい事だろうと思われます。
ただ、こうしたお見舞いの自由が利くのも、初節句が個室中心の入院施設であるからに他ならないでしょう。
でも、中には相部屋に入っていらっしゃる患者さんもいらっしゃいますし、親しき仲にも礼儀あり。
特に初節句に入院していらっしゃる患者さんというのは、完全なる終末期医療を受けている人たちです。
子供の無邪気な笑顔や元気な声が良質な薬になる事も十分考えられますから、それも考慮に入っているのかも知れませんね。
これも通常の病院では考えられないシステムの一つで、いかに患者さんのQOLを大切にしているかという事がよく分かりますよね。

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