初節句祝の、のしのポイントとは
武者人形などの初節句の飾りについては、母方の実家から贈るというのが基本でしたが、今ではそうした決まりは薄れています。
基本的に、のしに書くというのは、日常であまりないことなので、初節句ののしの書き方は馴染みがありません。
もしそれで物足りないと感じるのであれば、のしには、御初節句御祝と書き記すといいでしょう。
一般的に、初節句ののしは、受取人は時季から祝いの意味を理解できるので、御祝と書いて充分です。
ただ、御初節句御祝とすると、御が二重になってしつこい表現になるので、避けた方がいいかもしれません。
どうしても丁寧にしたいなら、お祝いののしには御初節句御祝と記し、お返しには内祝いとします。
初節句のお祝いは、最近では現金で贈ったり、相手の好みや住宅事情に合わせて贈るのが通例になっています。
飾る場所や収納場所も考慮しなければならないので、初節句でお祝いする場合は、親の希望を聞いてから贈るようにしてあげることです。
内祝といった初節句ののしの名目もあるのですが、返礼の意味を強調する意味で、御礼の方が妥当です。
初節句のお祝いの席に招待できなかった人には、内祝としてお菓子などを贈り、その際、のし紙は紅白の蝶結びにして、下の段に子供の名前を書きます。
金額の目安は5000円〜1万円くらいで、初節句のお祝い袋はのし付きの紅白の蝶結びにするのがマナーです。
品物を初節句のお祝いで贈る場合ののし紙は、紅白の蝶結びが普通で、表書きは上の段に、御祝と記します。
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