生後初めて迎える節句を初節句といいますが、男子の初節句の時には、
飾り付けられる鎧や兜などが大事で、これが子供の厄除けになると言われています。
初節句は、飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈ることです。
初節句は、身内でのお祝いで、両親と祖父母が一緒に祈る事に初節句の意義があります。
昔は初節句を節供とも言い、節目となる日に神様にお供えをして、
無病息災を願うという意味がありました。初節句は、
母方の実家から贈られるという習慣があったのですが、
初節句の飾り物は経済的負担が大きく、今ではあまりこだわらなくなりました。
どんどんのびる筍も男の子の初節句にお勧めで、端午の節句の料理にはピツタリです。
子供の初節句は、生まれて初めての節句で、男の子は5月5日の端午の節句に祝います。

初節句祝の、のしのポイントとは


武者人形などの初節句の飾りについては、母方の実家から贈るというのが基本でしたが、今ではそうした決まりは薄れています。
基本的に、のしに書くというのは、日常であまりないことなので、初節句ののしの書き方は馴染みがありません。
もしそれで物足りないと感じるのであれば、のしには、御初節句御祝と書き記すといいでしょう。
一般的に、初節句ののしは、受取人は時季から祝いの意味を理解できるので、御祝と書いて充分です。
ただ、御初節句御祝とすると、御が二重になってしつこい表現になるので、避けた方がいいかもしれません。
どうしても丁寧にしたいなら、お祝いののしには御初節句御祝と記し、お返しには内祝いとします。

初節句のお祝いは、最近では現金で贈ったり、相手の好みや住宅事情に合わせて贈るのが通例になっています。
飾る場所や収納場所も考慮しなければならないので、初節句でお祝いする場合は、親の希望を聞いてから贈るようにしてあげることです。
内祝といった初節句ののしの名目もあるのですが、返礼の意味を強調する意味で、御礼の方が妥当です。
初節句のお祝いの席に招待できなかった人には、内祝としてお菓子などを贈り、その際、のし紙は紅白の蝶結びにして、下の段に子供の名前を書きます。
金額の目安は5000円〜1万円くらいで、初節句のお祝い袋はのし付きの紅白の蝶結びにするのがマナーです。
品物を初節句のお祝いで贈る場合ののし紙は、紅白の蝶結びが普通で、表書きは上の段に、御祝と記します。

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