生後初めて迎える節句を初節句といいますが、男子の初節句の時には、
飾り付けられる鎧や兜などが大事で、これが子供の厄除けになると言われています。
初節句は、飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈ることです。
初節句は、身内でのお祝いで、両親と祖父母が一緒に祈る事に初節句の意義があります。
昔は初節句を節供とも言い、節目となる日に神様にお供えをして、
無病息災を願うという意味がありました。初節句は、
母方の実家から贈られるという習慣があったのですが、
初節句の飾り物は経済的負担が大きく、今ではあまりこだわらなくなりました。
どんどんのびる筍も男の子の初節句にお勧めで、端午の節句の料理にはピツタリです。
子供の初節句は、生まれて初めての節句で、男の子は5月5日の端午の節句に祝います。

初節句でのしきたりのポイントです


また、初節句のお祝いを贈ってくれた人に対しては、手厚く食事会などで招くのが、昔からのしきたりです。
長い歴史が初節句にあるので、そうしたしきたりがあるのは当然のことで、やる以上は、しきたりに習うのが普通です。
雛人形や兜、鯉のぼりなどを飾るのが初節句のしきたりで、祖父母を招いて、お祝いをします。
また、しきたりと言えば、最近では住宅事情などもあり、初節句には、コンパクトなものを贈るケースが増えています。
しきたりには関係なく、初節句では、贈り物が重ならないように、注意しなければなりません。
いずれにせよ、初節句のお祝いとして贈り物を送る場合は、相手の希望をよく聞いて、品物を選ぶことです。
贈り物は、初節句の1か月前から1週間前までには届くようにするというのが、古くからのしきたりです。
初節句のしきたりは気になるものですが、昔は親戚などが贈り物をして、盛大にお祝いをしました。
招待できなかった遠方の祖父母に初節句の贈り物を送る時は、必ず、写真を添えることを忘れてはいけません。
そして、これは今もそうですが、武者人形を初節句で贈る場合などは、節句の一ヶ月前には届くようにするのが、しきたりです。
初節句の贈り物は、最近では、昔のようにしきたりにこだわらず、ぬいぐるみや、おもちゃ、衣類などを贈る人が増えています。
しかし、今では、そうした初節句のしきたりは薄れつつあり、女の子の場合、母親の実家から、男女一対の内裏雛を贈るのがしきたりになっています。

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