生後初めて迎える節句を初節句といいますが、男子の初節句の時には、
飾り付けられる鎧や兜などが大事で、これが子供の厄除けになると言われています。
初節句は、飾り付けを飾って子供の健やかな成長を祈ることです。
初節句は、身内でのお祝いで、両親と祖父母が一緒に祈る事に初節句の意義があります。
昔は初節句を節供とも言い、節目となる日に神様にお供えをして、
無病息災を願うという意味がありました。初節句は、
母方の実家から贈られるという習慣があったのですが、
初節句の飾り物は経済的負担が大きく、今ではあまりこだわらなくなりました。
どんどんのびる筍も男の子の初節句にお勧めで、端午の節句の料理にはピツタリです。
子供の初節句は、生まれて初めての節句で、男の子は5月5日の端午の節句に祝います。

初節句とはのポイントとは


日本においては古来より存在する住宅と言え、今でも初節句の数はかなり多いのではないでしょうか。
とりわけ地方へ行ってみると、まだまだ多くの初節句を目にすることが出来るでしょう。
ただし基本的に木材は湿度に弱いので、ちゃんと長持ちするポイントを抑えておかなければ短命の初節句となってしまいます。
初節句というとコンクリート住宅に比べ、強度や耐震性能に不安を感じている方がいるかもしれません。
確かに木は燃えるので、鉄骨造と比べて火事に弱いイメージがあるかもしれません。
さすがに初節句が数百年という月日を過ごすのは難しいかもしれませんが、それでも大切に住んでいれば何世代もの時代を渡り歩くでしょう。
日本において住宅の平均寿命は、およそ25年程度と言われています。

初節句は火事に弱い、と思われている方も多いのではないでしょうか。
古くからある寺社の多くは木造建築であり、初節句と形こそ違いますが材質的な頑強さを証明しています。
木は、確かに燃えてしまいますが燃え尽きるまでに長い時間を要するため初節句で火事が起きても逃げ出すまでの時間が稼ぎやすいのです。
諸外国が100年を超えているところを見れば短命、と考えてしまうところですが別に初節句が足を引っ張っている訳ではありません。
イメージで初節句は何となく損をしている感がありますが、現代でも積極的に建材として用いられています。
しかし、鉄は確かに燃えないのかもしれませんがイコール火事に強いとはならず初節句も火事に弱いとは一概に言い切れないのです。

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