本当の5月病の要因とは

しかし、そうした場合、正社員は、5月病をとることより、職場に早く復帰したいという思いが強く、復帰日を気にします。5月病に関しては、正社員が休暇をとったことで、代わりに派遣社員が穴埋めとして働くケースがよくあります。
しっかりと契約した期間を守ってくれなければ派遣社員は困るわけですが、5月病は、融通がききません。
しかし、5月病の復帰日が早くなると、派遣期間で予定を組んでいた人は、突然、派遣期間が終了します。
派遣社員なら、割り切る気持ちが大事で、どうしても正社員の5月病の復帰日が早くなると不利です。
自分のキャリアップを考えて、正社員は5月病の復帰日を早くしようとしますが、同じくキャリアアップを考えていた派遣社員の計画は崩れます。
当然、正社員なので、会社は、5月病の復帰日を早くした正社員を優先することになります。
例え、派遣社員が約束として契約していたとしても、5月病の復帰日を早くした正社員が優先されてしまうのです。
正社員が5月病のことを気にして、復帰日が早くなれば、当然、代わりを務めた派遣の期間は短くなります。

5月病の復帰日が早くなればなるほど、計画的に変わりに任務を務めた派遣社員の立場は苦しくなります。
やはり、正社員にとっては、5月病中、職場のことが気になり、焦りもあって、どうしても復帰日が気になるものなのです。
基本的に5月病の復帰日を決めて復帰する場合は、サポートに感謝して、仕事への意気込みを伝えることが大事です。