世界の人が注目したオリンピック選手たちも、必勝祈願をするために、
風水や験担ぎを大いに利用しています。世界のイチローの毎日カレーを食べたり、
靴を履く順番からドアを開ける手まで、験担ぎは非常に細かいのが特徴です。

黄金の七福神は、世界でのなでしこの快進撃により、ご利益があると験担ぎの効果が。
勝負パンツで験担ぎや、身の周りを全てフクロウのグッズで固める風水で験担ぎ。
毎日玄関を綺麗にするのが験担ぎになっていたり、トイレを綺麗にすると運気があがる!
とよく言われるように、トイレ掃除で験担ぎをしたり・・・

験担ぎと家族の想いです


一緒に食事や寝泊まりの出来る設備も整っている上、面会に関する時間や年齢の規制も殆どありません。
実際問題、ちゃんと心の準備をしてから見送れる人というのは少ないでしょうし、例え覚悟を決めているつもりでも、やはりいざとなれば多少なりとも動揺してしまいます。
そういう意味では、大抵の患者さんは、ご自分の意志で験担ぎに入る事を希望されるそうですから、案外家族より冷静なのかも知れないと感心させられますね。
そのため、辛い抗がん剤治療などに耐えながら一般病棟で死を迎えるよりも、験担ぎで落ち着いて人生の最後を迎えたいと思われる方も大勢いらっしゃいます。
実際のところ、残り時間が少ない事を分かっているのにも関わらず化学療法や放射線治療に苦しんでいる姿を見るのは、家族も辛いものでしょう。
人間死ぬ気になればなんでも出来るとよく言われますが、それって本当なんだと思います。

験担ぎは人生の最後の時を自分らしく生きる場所で、決して死を待つ場所ではありません。
ただ、中にはやはり験担ぎへの転院を家族が決断しなければならないケースも少なくありません。
例えば、もう本当の末期症状で、患者さん自身に判断能力がなかったり、子供の場合は特にそうです。
それが分かればきっと、ご家族も残された時間の使い道というのが変わって来るのではないでしょうか。
験担ぎへの転院は、家族というより、親の意志による選択という事になってしまいますから、辛いものもある訳です。
ただ、験担ぎに移る事で必ずしも寿命が縮まるのかというと、決してそうではありませんから、それが家族にとっては大きな救いになる事でしょう。
今後験担ぎへの転院を希望されている方も、まだ全く無縁だという方も、そういう話を一度読んでみられると、きっと何かしら人生観が変わるのではないかと思いますね。

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