世界の人が注目したオリンピック選手たちも、必勝祈願をするために、
風水や験担ぎを大いに利用しています。世界のイチローの毎日カレーを食べたり、
靴を履く順番からドアを開ける手まで、験担ぎは非常に細かいのが特徴です。

黄金の七福神は、世界でのなでしこの快進撃により、ご利益があると験担ぎの効果が。
勝負パンツで験担ぎや、身の周りを全てフクロウのグッズで固める風水で験担ぎ。
毎日玄関を綺麗にするのが験担ぎになっていたり、トイレを綺麗にすると運気があがる!
とよく言われるように、トイレ掃除で験担ぎをしたり・・・

験担ぎの心理とは


つまり、験担ぎというのは、単なる迷信的なものではなく、人間の心理に大きく働く、精神安定剤的な役割を持っているのです。
つまり、験担ぎというのは、意識的に信じている行動をすることにより、無意識の心理に有効に働きかけることができるからです。
スポーツ選手の多くは、験担ぎが、心理に作用する働きの大きさを本能的に知っているのです。
例えば、イチローは、同じ所作をしてから バットを振りますが、これも験担ぎの1つで、この所作こそが彼の心理状態を良くしているのです。
そうした所作をしなくてもバットを振ることはできるのに、敢えて験担ぎとして、その所作をするのは、心理的効果を知っているからです。
つまり、再び同じようにすることで、良いものになるだろうと期待する心理が、験担ぎには託されているのです。
基本的に験担ぎをする背景にあるのは、これまで良い結果が出たケースとまったく同じことをすることで、また良い結果を期待するというものです。
神頼み的な験担ぎというのは、所詮、宗教の延長のようなもので、ある種、邪道ともとられかねません。
心理に作用するような験担ぎというのは、一流スポーツ選手のような習慣的なものから生まれるものと言っていいでしょう。
そう考えると、なんとなく験担ぎは儀式的な感じを受けますが、良い結果が続くことで、人間の心理に働く力はより強大になっていきます。
このことは、多くの一流スポーツ選手が験担ぎを活用していることからも、見てとれます。
試験当日になってからの験担ぎというのは、本来、あまり意味がなく、その人に与える心理作用はあまり期待できません。
もっとも、験担ぎで悪い結果が出てしまうと、大きなプレッシャーが心理として働くでしょう。
多くの一流選手は、イチローのように験担ぎをしていて、ゴルフやサッカーの選手などもそれをすることで、心理効果を実感しています。

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