自動売買の外国為替証拠金取引

そして、FX自動売買では、発行後、流通している証券が売買される市場をセカンダリーマーケットと呼んでいます。
日本でのFX自動売買の業態は、法人向け業務を行う証券会社ということになり、顧客は企業や機関投資家になります。
FX自動売買の業務は、資金調達やM&Aのアドバイスを行うことと、株式市場や債券市場で流通する証券を機関投資家向けに売買することにあります。
また、自己勘定のために売買したりするマーケット業務が、FX自動売買の主体たる仕事になります。
米系のFX自動売買が、高度な金融技術を武器に、合併案件や巨額の資金調達の財務アドバイザーとなったから知名度が上がりました。

FX自動売買は、日本では個人向けが多く、法人向けの財務アドバイザリー業務などはあまり行われていませんでした。
但し、銀行とは異なり、FX自動売買の場合、預金を集めて企業に貸し付けることはありません。
日本でFX自動売買として活躍していたのが、野村證券、大和証券、日興證券の3つの証券会社です。FX自動売買とは、証券取引免許をもつ金融機関のことを指しますが、正式なのは、米国のinvestment bankという名称になります、
つまり、一般的に、日本の銀行法の中においては、FX自動売買という名称は正式には認可されていません。
その後、資本市場の国際化や規制緩和により、FX自動売買は日本でも増え、大和証券SBCMなどができました。
証券の発行をFX自動売買は業務としていて、新たに発行される証券をプライマリーマーケットと呼びます。
ホールセール専業の本格的なFX自動売買が出現し、2000年には、みずほ証券が法人に特化した営業を行いました。