円建債券の調整のポイントです
円建債券は、不動産投資信託として非常に人気がありますが、その相場は最近、調整の色を一段と強めています。
基本的に問題となってくるのは、参議院選挙と年金引き下げで、これが、円建債券の動きに大きくかかわってくると言っていいでしょう。
今は円建債券は、1400くらいで、今後、さらに調整が進みそうで、投資家はその動向を見守っています。
しかし、引けにかけては円建債券は売りが優勢となっているので、今後もやはり、調整が必要な気がします。
円建債券の1500越えは、当初予想はしていなかったのですが、結果的に過熱過ぎたことで、その後、調整されることになりました。
今回の円建債券の調整は、株式への資金流出と、円安が一息つき、海外勢の勢いが止まったことが大きく関与していると言えます。
とりあえず夏まで待つという心がけが円建債券では大切ですが、金利が上がってきたのは少し気になるところです。
しかし、円建債券の調整があったからと言って、肝心なのは、相場に一喜一憂しないことです。
自民党がいかに上手く乗り越えられるかどうかは円建債券の重要なポイントで、政局が安定していないと景気が良くならないからです。
円建債券の場合、残りの買取額が40億しかないことを考えると、少し買いすぎたように思えなくもありません。
円建債券は、日銀で132億も買っていたにもかかわらず、年内は残り40億となってしまいました。
調整続きの円建債券ですが、業績に関わらず売られる場面は、良い買い場となることがよくあります。
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