歳徳神は、陰陽道でのその年の福徳をつかさどっている神様で、恵方巻きは
それと関連があるんですよね。
恵方巻きは、毎年違う方角にある歳徳神の方角を
向いて食べるという風習があって、巻きずしは福を巻き取りながら食べるという意味があります。
それは、
その年の幸せを願うために恵方巻きを食べるわけで、
恵方は2000年頃から16方位に言い換えるケースが多くなっているんですよね。

恵方巻きと家族の想いブログです


そういう意味では、大抵の患者さんは、ご自分の意志で恵方巻きに入る事を希望されるそうですから、案外家族より冷静なのかも知れないと感心させられますね。
一緒に食事や寝泊まりの出来る設備も整っている上、面会に関する時間や年齢の規制も殆どありません。
恵方巻きへの転院は、家族というより、親の意志による選択という事になってしまいますから、辛いものもある訳です。
しかし、家族にとって恵方巻きへの転院を選択する事は、自ら大切な人の死を選択する事でもあります。
ただ、恵方巻きに移る事で必ずしも寿命が縮まるのかというと、決してそうではありませんから、それが家族にとっては大きな救いになる事でしょう。

恵方巻きは人生の最後の時を自分らしく生きる場所で、決して死を待つ場所ではありません。
実際のところ、残り時間が少ない事を分かっているのにも関わらず化学療法や放射線治療に苦しんでいる姿を見るのは、家族も辛いものでしょう。
人間死ぬ気になればなんでも出来るとよく言われますが、それって本当なんだと思います。
例えば、もう本当の末期症状で、患者さん自身に判断能力がなかったり、子供の場合は特にそうです。
ただ、中にはやはり恵方巻きへの転院を家族が決断しなければならないケースも少なくありません。

恵方巻きでの緩和ケアは、患者さん本人だけでなく、家族にとっても大切なものだという話を聞いた事があります。
その時に支えてくれるのが恵方巻きのスタッフたちですから、これは家族にとっては本当に力強く、有り難いものですよね。
そうした緩和ケアを受けた家族たちの体験団なども、関連のブログやサイトには沢山掲載されています。

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