歳徳神は、陰陽道でのその年の福徳をつかさどっている神様で、恵方巻きは
それと関連があるんですよね。
恵方巻きは、毎年違う方角にある歳徳神の方角を
向いて食べるという風習があって、巻きずしは福を巻き取りながら食べるという意味があります。
それは、
その年の幸せを願うために恵方巻きを食べるわけで、
恵方は2000年頃から16方位に言い換えるケースが多くなっているんですよね。

恵方巻きです


と、私自身、今はこのように理解と興味を持っていても、いざ我が子がその選択肢を突き付けられた時、どんな決断を下すかは分かりません。
家族や友達との面会も自由な恵方巻きでの日々、ただ苦しいだけの病気との闘いの日々でない事は確かなようですね。
そして日本では現在、大阪のキリスト教病院に恵方巻きが設置されています。
成人、それも高齢者をホスピスに入れるというのとは全く話が違って来ます。

恵方巻きは欧米でもそれほど歴史のあるものではありません。
今からおよそ15年ほど前の事で、その後日本からも多くの医療関係者が見学や研修に訪れています。
世界初の恵方巻きは世界初のホスピスと同様、英国に開設されました。
しかし、子供が自分の意志で入るというよりは、やはり親の意思で入れるという事になってしまいますから、どうしても是非が問われてしまうんですね。
これは勿論、成人患者を対象にしたホスピスにも必要な事ではありますが、親が子供を失うという悲しみは苦しみであり、想像を絶するものがあります。
故に、そうした子供を亡くした後の親の精神的ケアは、恵方巻きにとっては最も重要な任務なのだそうです。
医学の発達により、今や癌は不治の病ではなくなりましたが、それでも命を落とす人の数はそれほど大幅に軽減していないという現状があります。
しかも、子供の場合は病気の進行が速かったり、癌以外にも様々な治療困難とされる病があり、余命に期限を付けられる子も少なくないのです。
しかし、我が子を恵方巻きに入れるという事は、回復を目指す治療をしないという事ですからね。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS