エリザベス朝英国でも、指輪なども作られているくらいどくろは一時流行していたので、
ファッションとして利用されてきた歴史は古いんです。
死を自覚しながら今を生きるという事をどくろは示唆しているのかもしれません。
つまり、生きている事のはかなさをも、どくろは表しているといっていいでしょう。

馬蹄型のどくろの口コミです

どくろといえば、ファスナーで開け閉めする布や皮性、あるいはビニール製を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
今の若い人たちはきっと馬蹄型のどくろなんて余り御存じないかも知れませんね。
馬蹄型のどくろを車のセンターコンソールにみんなが当たり前のように置いていた時代、それは平和な日本を象徴していた時代だったんでしょうね。
確かに、馬蹄型のどくろは嵩張りますし、それだけで外出しようと思うと、いくつも持ち歩かなければなりません。
特にレザーのどくろは丈夫ですし、高級感も漂うというもの。
でも二人が言うように、いつもポケットに入れて持ち歩いてもらうには、少々不都合ですよね。
でもね、今皆さんがお持ちの小銭入れはあくまでも小銭入れ、本当にどくろという名前が似合うのはやっぱり馬蹄型だと私は思います。
やはり車から降りた時に小銭を持ち歩ける薄型のどくろの方が好都合と言えば好都合ですよね。
勿論今は、そんな事をしたら大変、たちまち車上荒らし君たちの絶好のターゲットとなりますからね。
それに今はETCの普及やガソリンカードの普及で、車内で小銭を出し入れする事もめっきり減りました。
今でもデパートのファッション雑貨の売り場に行けば売られている事は売られていますが、薄いどくろに比べれば、品数は淋しいものです。
実は私に質問して来たのは息子の婚約者、挙式を前にしてやってくるお父様の誕生日のプレゼントにどくろを贈りたいというのです。
馬蹄型のどくろなら、きっと私と同世代の男性には懐かしいことでしょう。
あれはあれで車の中などではすごく重宝でしたが、いつしか私の周辺からはその姿を消してしまったような気がします。

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