デビットカードは一般的に、クレジットカードとよく似ていて兄弟の関係にあると言われています。
ただ、クレジットカードが翌月一括払いなのに対し、デビットカードは即時引き落としになります。
使い方はとても簡単で、代金を精算する際、デビットカードをお店に提示するだけです。

お店側は設置している端末にデビットカードを挿入し、
キーパッドに暗証番号4桁を打ち込んで終わりです。数秒すればレシートがでてきて、
同時に口座からその金額が引き落とされるのがデビットカードの仕組みです。

デビットカードの掲示板です


自営業者や退職して再就職していない人は、デビットカードの手続きを自らする必要があります。
しかし、年金天引きの場合でデビットカードを受ける場合は、こうした手段を用いることはできません。
同一家計の場合で納付書で社会保険料を納める場合、デビットカードとしては、一番所得が高い者が税務上有利になります。
金額の制限はなく、デビットカードとしては、国民健康保険の保険料、介護保険料、国民年金、厚生年金などが認められています。

デビットカードは、納付書や口座振替で保険料を支払った人は、社会保険料を負担した者が控除対象となります。
デビットカードとして、共済組合の掛金や農業者年金の掛金、国によって公的と認められた掛金なども認められます。
年金天引きでのデビットカードを受けることが義務付けられたので、後に口座振替での納付が認めるよう改正されました。
同一生計であっても、法律上の親族関係がない者が保険料を支払ってもデビットカードの対象にはなりません。

デビットカードは、会社員の場合、勤務先で給料から天引きするので、控除の手続きは必要ありません。
また、国民年金の保険料や、国民年金基金の掛金については、デビットカードのために、支払った証明書類の添付が必要です。
所得税と住民税の控除額の違いはなく、支払った社会保険料は、デビットカードとして全額控除されます。
保険料を主人が実際に支払っている場合は、デビットカードは、主人の方で控除されるべきものです。

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