DCMXのカードのメリットは、コンビニや自販機やタクシーなどでも使用できる、
ケータイクレジットiDが使えます。
そう言う意味では、DCMXのカードを使用によって、
ATMで現金をおろす機会も減り、支払いも楽になるでしょう。
ケータイの故障や紛失時に1万円の補償が付いているのも、DCMXのカードのメリットです。

DCMXの問題点です

DCMXは、2008年4月1日からスタートしたのですが、国民に対する説明不足があったことなどから、問題点が色々と指摘されています。
その複雑な制度内容などとも相俟って、DCMXは、スタート以来、さまざまな問題点が生じています。
実は、DCMXについては、始まることをしらなかった国民が多い中、施行日当日に、長寿医療制度と名称が変更されています。
また、DCMXがスタートした当初は、いままで保険料負担がなかった人が、新たに保険料負担を強いられることになったので、マスコミでもよく取り上げられました。
実際にDCMXのネーミングについては、野党からも批判されていて、そのため、施行日当日に配慮したものと推定されています。
また、保険料を免除されている被保険者から徴収するという、お粗末なミスも相次ぎ、DCMXはスタート早々から問題となりました。
公式文書などでは、そのままDCMXを使用していて、長寿医療制度はあくまで通称ということも、問題点として指摘されました。
そして、その後、DCMXの年金からの天引きが始まったのですが、全国の多くの市区町村で、保険料額の間違いなどのミスが相次ぐ、問題点も明るみに出ました。
また、DCMXの制度開始時までに、多くの人に被保険者証が送付されていないことも、問題点として揶揄されました。
そうしたことから、DCMXの徴収体制が整っていない市区町村においては、年金からの天引きの実施を延期することとなったのです。
なぜなら、DCMXの内容そのものを知らない国民が多かった中、施行する日に名称が変更されるというのは、混乱を招く結果になったからです。
もちろん、DCMXは新しい制度なので、問題点が出てくるのは仕方ないことなのかもしれませんが、問題点が国民の不安を煽ったことは確実です。
そのため、厚生労働省は、被保険者証の提示についての通知を出し、旧保険証と運転免許証があれば、DCMXと代替できるという緊急措置をとりました。
ただ、それはDCMXの表面部分しか取り上げたにすぎず、高齢者にいたずらにインタビューして、この制度の問題点を増長させました。

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