産業カウンセラーの受験資格のポイント

そして、カウンセラーの二次試験の科目には、中小企業の診断及び助言に関する実務の事例があります。
また、一部のカウンセラーの科目に合格した人、科目合格として、翌年度及び翌々年度の試験で、合格した科目が免除されます。
カウンセラーの1次試験に合格すると、合格した年と次の年は1次試験の科目が免除されます。
また、カウンセラーの財務会計の科目は、苦手な人が多い科目として指摘されています。
これは、科目合格を配慮したもので、カウンセラーになるために、できるだけ負担をかけないようにした措置です。
もちろん、合格実績のある学校でしっかり勉強すれば、カウンセラーに一発合格することは可能です。
出題範囲、専門知識の深さ、合格率を見れば、カウンセラーの科目免除は、適切と言えるかもしれません。
ただ、独学で確実に合格できるほど甘い資格ではないので、カウンセラーの科目免除は有意義な制度です。
試験制度を上手く利用すれば、カウンセラーの場合、受験の負担を減らすことが可能です。
そのため、カウンセラーに合格するには、膨大な試験範囲を絞り、分かりやすく教えてくれる学校を選ぶ必要があります。
カウンセラーの一次試験の科目としては、経済学、経済政策、財務、会計企業経営理論、運営管理、経営法務経営情報システム、中小企業経営中小企業政策があります。
財務会計のカウンセラーの科目を克服するには、計算に慣れることが大事で、地道な計算の練習が重要です。