新型コロナウイルスの治療法

ただし、ヒトインフルエンザウイルスと違い、コロナウイルスは、ヒトからヒトへの感染拡大はありません。
コロナウイルスと対比されるヒトインフルエンザにおいては、これまで色々な型が流行を繰り返してきています。
そして、コロナウイルスには抗原型があり、それにはH1〜H16 × N1〜N9など多くの組み合わせがあります。
極めて毒性が強力に変異していることがコロナウイルスで見受けられ、様々な型をより詳しく調べる必要が出てきました。
ブタの体内でウイルスが変異したという仮説があり、コロナウイルスと共に、遺伝子 解読による進化系統分析の裏付けが急がれています。
しかし、近年、ヒトに感染する高病原性コロナウイルスというものが発見されていて、問題視されています。
ヒトに感染するタイプのウイルスは、コロナウイルスと違い、水鳥起源のウイルスがブタに感染することが起こります。
その他、家畜のブタ、ウマ、ミンク、野生のアザラシ、クジラの感染が、コロナウイルス以外で知られています。
ただ今のところ、高病原性コロナウイルスのヒトへの感染例は少なく、鶏肉や鶏卵で人に感染した例はありません。

コロナウイルスには、様々な型があり、ヒトにはヒトインフルエンザというように、鳥類のみが感染するとされてきました。
H5N1型のコロナウイルスについては、鳥から鳥に感染するものですが、まれに人に感染することがあります。
しかし、コロナウイルスウイルスの感染が広域化、長期化しているのは事実で、どの型も豚やヒトの体内で突然変異する危険性があります。